野球とサッカーを徹底比較!どちらを子どもに習わせる?

野球とサッカーを徹底比較!どちらを子どもに習わせる?

2020年10月24日
ベースボール

東京都世田谷区にある野球教室のパイラスベースボールでは、少年野球(学童野球)世代の子どもたちやその親に対して、野球を通じて考える力や決断する力の大切さを教えています。

今回は、少年野球と少年サッカーのどちらを習えばいいのかを迷う子どもたちに向けて、双方のメリットとデメリットを比較していきます。

野球教室に通うことのメリット

野球教室には、子どもが身体的にも精神的にも成長できるたくさんの機会があります。その中でも特に習得することができる「野球ならでは」のメリットを紹介していきます。

体の使い方を小さい頃から学べること

1つ目が、多岐にわたる体の使い方を幼少期から学べることです。

野球は「投げる」「打つ」「守る」「走る」の基本動作があり、「たて」「横」「斜め」に体を動かすことが求められるスポーツです。幼い頃から野球教室に通い、これらの動きを反復することによって、自分の体がさまざまな動きを覚え、身体能力の向上につながります。

また、自分の体だけではなく、野球は道具を使用します。バットやグローブを体の一部のように動かし、プレーできるようになるには、多くの練習と時間を必要とします。自分の体と道具を自由に扱えるようになった時には、より複合的な動作が可能になっているはずです。

考える力が身につくこと

2つ目が、考える力が身につくことです。

サッカーと違い、野球は1球ごとに試合が止まり、場面にあわせた状況判断が求められます。常日頃から考えなければいけない状況に身を置くことにより、必然的に思考する力は伸びていきます。流動的な試合展開が続くサッカーと比べ、一つひとつのプレーに考える時間が与えられている野球は、低学年の子どもにも向いているスポーツなのかもしれません。

あいさつや礼儀が身につくこと

3つ目が、人として大切なあいさつや礼儀が身につくことです。

野球の試合、甲子園などを見ていると、試合開始前に選手たちは本塁を挟んで「礼」を行い、試合終了時にはまた両チームが集まり「礼」をして、試合を締める光景を目にします。日本の野球文化には「礼に始まり礼に終わる」が浸透していることが分かります。人として当たり前とされる挨拶が徹底されていることも、野球の強みであり、子どもの成長の糧となるはずです。

野球教室に通うことのデメリット

これまではメリットを紹介してきましたが、野球教室に通うことによって生じるデメリットもあります。自分の特性と比較し、野球かサッカーを選ぶための参考にしてください。

高額な初期費用

1つ目が、高額な初期費用です。バットやグローブ、スパイク、ベルトなどを購入すると、かなりの高額になり、その分、親への負担も大きくなります。近年言われている子どもの野球離れの要因の1つでしょう。

そうした親の負担を減らそうと、パイラスベースボールでは、子どもが野球を純粋に楽しめる環境づくりを心掛けています。野球に必要とされる道具の貸し出しはもちろん、スパイクやユニホームなど準備もいりません。体一つさえあれば、野球をプレーできる環境を用意しています。

≫パイラスベースボールアカデミーとは?”自分で決める力”を育む野球教室

長時間の練習

2つ目が、長時間の練習です。上記の通り、野球は「投げる」「打つ」「守る」「走る」の4つの要素から成り立つスポーツです。それぞれの動作に合った練習を必要とし、必然的に練習時間は長くなります。

トレーニングを重ね、体を思い通りに動かせるようになっても、そこに道具を使った動きが加われば、また一段と難易度は上がります。複合的な動きを子どもが覚えるには多くの経験と時間が必要です。

子どもたちが野球漬けの日々を送るにあたって、欠かせないのはやはり「野球が好きだ」という気持ちでしょう。 

親の負担

3つ目が、親の負担です。とは言っても、これは野球のみの問題ではないでしょう。子どもたちのためにお茶当番や練習場への送迎、グラウンドの管理など、親のサポートがいる場面はあります。練習時間が長い野球だからこそ、親への負担が大きく見えるのかもしれません。

もちろん、パイラスベースボールではこうした課題を解決するため、コーチやスタッフを多くそろえるなど、親の負担を減らす取り組みを行っています。子どもたちが心から野球を楽しめる雰囲気づくりを目指しています。

≫パイラスベースボールアカデミーとは?”自分で決める力”を育む野球教室

サッカー教室に通うことのメリット

野球には野球の良さがあり、サッカーにはサッカーの良さがあると考えています。では、「サッカーならではのメリット」とは何があるのでしょうか。

初期費用が野球に比べて少額

1つ目が、初期費用が(野球と比べて)リーズナブルなことです。

サッカーは運動靴を履き、ボール1つさえあれば、試合をすることができます。世界で最も親しまれているスポーツと言われる理由もそれです。中学や高校に進学し、部活動やクラブチームに入ってサッカーを続けていくにしても、お金がかかる消耗品はスパイクくらいでしょう。

短時間の練習

2つ目が、短時間の練習です。

ウォーミングアップを除き、サッカーのトレーニングの大半は実戦形式練習や紅白戦が多くなります。常に試合を想定した練習になるため、短時間で体力や筋肉へかかる負荷が大きくなり、2時間から3時間で終えるチームは多いと思います。

練習を午前中に終えることも少なくなく、午後の空いた時間を使って、水泳や陸上などの違う習い事に行ったり、友達や家族と過ごす時間に充てたりすることも出来ます。サッカーだけでなく、さまざまな経験ができるのもサッカー教室に通うことのメリットだと思います。

ルールがシンプルでわかりやすい

3つ目が、ルールが簡単で分かりやすいことです。

サッカーは、手を使わずにボールを相手のゴール入れて点を取る極めて簡単なスポーツです。幼稚園生や小学校低学年の子どもでも、ルールが理解しやすく、ドリブルやパスなどの動きも簡単なため、楽しんでプレーすることができます。

また、野球とは違い、ポジションも流動的に変わり、グラウンドを自由に動き回れます。試合に出場すれば、誰もがゴールを決めることが可能で、ヒーローになれます。運動な苦手な子どもや体が小さい子どもでも、成功体験が得やすいスポーツだと言えます。

サッカー教室に通うことのデメリット

サッカーも野球と同様、メリットだけでなく、デメリットも存在します。

身体能力が重視される

1つ目が、身体能力が重視されることです。

瞬発的な状況判断能力や戦術理解度を求めない少年サッカーでは、ボールに人が密集しやすいため、やはり足が速い子どもや体が大きい子どもの方がボールを奪いやすく、ゴールを決めやすいです。

一方で、体が小さい子どもは、ボールに触りにくい状況ができてしまうことがあります。野球と比べても、身体能力の差は顕著にでやすいです。。体格差を悩む子どもがいれば、大人の助言やサポートが必要になります。

怪我が多くなってしまう

2つ目が、怪我が多くなってしまうことです。

相手選手との接触プレーが多くなるサッカーをしていると、どうしても怪我は増えてしまいます。足首の怪我や膝の怪我、特にヘディングをするのに伴う、頭同士の接触は細心の注意が必要です。怪我が私生活の負担にしないためにも、周囲の大人のサポートは欠かせません。

野球もサッカーも楽しいと思う方を選ぼう!

野球とサッカー、それぞれのメリットとデメリットを紹介してきましたが、子どもたちそれぞれが「これがしたい!」「自分に向いている!」と思えるスポーツを選びましょう。

そして、最後に決めるのは、家族でもなく、友達でもなく、自分自身です。「やってみたい」というモチベーションを大切にしてください。その気持ちは、これから先の人生にも活きてくるはずです。

それでも迷ったときには、一度自分の目で確かめに見学へ行きましょう。グラウンドの空気感、チームメイトの雰囲気、監督やコーチの言葉、それらすべては野球やサッカーなどのスポーツを楽しむためには不可欠で重要な要素です。そこでの出会いがこれからの人生を変えるかもしれません。

パイラス少年野球アカデミーではいつでも子どもたちの挑戦を待っています。

≫パイラスベースボールアカデミーとは?”自分で決める力”を育む野球教室

書き手

上辻創太(かみつじ・そうた/1999年生まれ。同志社大学に進学し、スポーツ新聞部に所属。大学生アスリートへの取材を中心に活動)