野球の醍醐味でもあるホームラン。そんなホームランの瞬間を見ようと野球観戦に行く方も多いのではないでしょうか。今回はこれまでの選抜高校野球のホームラン記録を過去6大会遡ってみたいと思います。
選抜高校野球とは
毎日新聞が毎年3月下旬~4月にかけて兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で主催する高校野球の大会です。
略称:センバツ
通称:春の大会、春の高校野球、春の甲子園
英文名称:National High School Baseball Invitational Tournament
選抜高校野球ホームラン記録
選抜高校野球のホームラン記録をチーム成績と個人成績でご紹介します。今、プロで活躍している選手が甲子園でも活躍していたことがわかります。
チームでのホームラン記録
チーム記録では桑田真澄選手、清原和博選手のKKコンビで一世を風靡した大阪府のPL学園が「一試合最多ホームラン6本」と「一大会最多ホームラン8本」を記録しました。。
年 | 記録種類 | 学校名 | ホームラン数 | プロで活躍した選手 |
1984年 | 一試合における最多ホームラン | PL学園 (大阪) | 6本 | 清原和博・桑田真澄 |
1984年 | 一大会における最多ホームラン | PL学園 (大阪) | 8本 | 清原和博・桑田真澄 |
個人でのホームラン記録
選抜高校野球における個人のホームラン記録では、清原和博選手、松井秀喜選手、岡本和真選手などが記録を保持しています。。
一大会における個人通算ホームラン記録 | 主な選手(高校名)清原和博(PL学園)元木大介(上宮)松井秀喜(星稜)石川昂弥(東邦) | 3本 |
一試合における個人通算ホームラン記録 | 主な選手(高校名) 桑田真澄(PL学園)清原和博(PL学園)元木大介(上宮)松井秀喜(星稜)中田翔(大阪桐蔭)岡本和真(智弁学園)藤原恭大(大阪桐蔭)石川昂弥(東邦) | 2本 |
個人通算ホームラン記録 | 清原和博(PL学園) | 4本 |
選抜高校野球過去六大会のホームラン数
過去の選抜高校野球六大会で最もホームランが出た年は2017年の23本、最もホームランが少なかったのは16本(2020年は除く)です。
過去の選抜高校野球で最も多いホームランが出た年は2017年は、現ロッテの安田尚憲選手・藤原恭大選手や現広島の小園海斗選手等が活躍した年になります。また2017年の一回戦のホームラン数も群を抜く13本を記録し二番目に多いホームランが出た2015年の7本に大きく差を付けました。
一方、2017年の翌2018年には一回戦に出たホームランが1本という結果に終わりましたが、二回戦に8本、三回戦に5本のホームランが出たことで20本のホームランがでました。
試合数 | 一回戦 | 二回戦 | 三回戦 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | 大会通算 | |
2020年 (交流試合) | 16 | 3本 | – | – | – | – | – | 3本 |
2019年 | 31 | 6本 | 5本 | 0本 | 2本 | 4本 | 2本 | 19本 |
2018年 | 35 | 1本 | 8本 | 5本 | 4本 | 2本 | 0本 | 20本 |
2017年 | 33 (再試合2) | 13本 | 2本 | 0本 | 3本 | 1本 | 4本 | 23本 |
2016年 | 31 | 6本 | 8本 | 0本 | 2本 | 0本 | 0本 | 16本 |
2015年 | 31 | 7本 | 4本 | 0本 | 3本 | 2本 | 1本 | 17本 |
選抜高校野球でのホームラン数は最多で23本、最少で16本
選抜高校野球でのホームラン数は最多で23本、最少で16本でした。好きな高校を応援する観戦の仕方もあると思いますが、その大会全体としてどんな大会だったのかを知る為にも、一大会当たりのホームランを数えるのもまた新しい高校野球の見方になるかもしれません。
野球の醍醐味にでもあるホームラン、残念ながら今年はコロナウィルスの影響を受け、交流試合の各チーム一試合のみとなってしまいました。