世田谷区・高津区で活動するパイラスアカデミー世田谷は、小学生を対象とした少年野球チームです。日本で一番”野球”が楽しめる少年野球チームを目指し活動しています。今回は、子どもが少年野球を始めるにあたり、親同士の人間関係が負担になるのかを考えたいと思います。予防策や対応策も紹介しているので、最後までご覧ください。

親同士のトラブルが発生する場面

子どもが少年野球を始めるにあたり、親同士のコミュニケーションが発生する場面は多くあります。

例えば、子どもの送迎をする時やお茶出しの当番をする時です。

何か親同士の間でトラブルが起こり、人間関係が1度崩れてしまうと、そうした仕事が親の負担となり、子どものプレーにまで影響してしまうこともあります。どのようなことがきっかけが発端でトラブルになってしまうのでしょうか。

子供の実力がとびぬけているとき

1番の代表例が、子どもの実力が同学年でとびぬけて上手く、1つ上の学年で試合に出場したというケースです。

子どもの活躍を喜んだ親が自慢したり、偉そうな振る舞いをしたりすると、妬みや陰口の対象になってしまうことがあります。

親の応援が過剰だったとき

次は親の過剰な応援です。

子どもがレギュラーになり試合に出ている時、親はどうしても応援したくなります。しかし、そこでの過剰な応援や大きな叫び声は、トラブルの種になってしまいます。親に悪意がなくても、冷ややかな反応をされてしまうこともあるので、注意が必要です。

親が監督コーチと仲良くしているとき

チームの監督コーチと会話をする場面も気を付けなければいけません。

ただの連絡や世間話をしているだけでも、子どもが試合に出られるよう、気に入られようとしていると他の親に勘違いされてしまうことがあります。指導者へのいきすぎたコミュニケーションやアピールは禁物です。

親が監督コーチの指導に意見するとき

チームの子どもを指導し、試合のレギュラーを決めるのは監督コーチです。

そこに親が介入してしまうと監督との人間関係のトラブルにつながります。練習メニューや試合の戦術には決して口出しせず、親は子どもサポートに徹することが大切です。

予防策・対応策

子どもが野球に集中するためには、親の協力が必要です。

人間関係のトラブルを防ぐためにも、親の自然な立ち振る舞いや関係性が求められます。これから紹介する予防策と対応策を身に着けて、子どもが野球を楽しめる環境を作ってください。

謙虚な姿勢

子どもがヒットを打った時や好守備を見せた時、子供の努力を見てきた親は手放しに喜んでしまうものです。しかし、そこで一度立ち止まることが大切です。

試合に出られない子どもの親や頑張っているけど結果が出ない子どもの親は、はしゃぐ親の姿を見てどんな気持ちになるでしょうか。謙虚な姿勢で周囲を見わたすことは、円滑な人間関係を築くために必要です。

手伝いを率先する

親同士が仲良くなるには仕事を手伝い、協力することが最適な手段の1つです。

全国大会を目指すチームになると、子どもの数も増え、仕事量も比例して多くなります。率先して手伝うことにより、好印象につながり、仲を深めるコミュニケーションのきっかけにもなります。周囲との助け合いがトラブルの防止に不可欠です。

一方で、やりすぎには注意してください。監督コーチにアピールしているのではないかと疑われては本末転倒です。何事もほどほどにしておくことを意識してください。

困ったら相談

「チームに差し入れをしようかな」

「グラウンドを確保できそうなんだけど」

チームや子どものためになることも、迷ったら1度相談して下さい。悪意はなくても、そうした行動は自分勝手だとみなされることがあります。周りのママ友や監督コーチに確認を取ってから、行動に移すことが大切です。

パイラスでは親の負担ゼロ・人間関係での悩みゼロ

ここまで、トラブルの例や対策を紹介してきましたが、パイラスではそんな心配は一切不要です。

グラウンドの確保やお茶出しなど、親が負担する仕事はありません。親同士の接点がないため、人間関係に悩むことはありません。子どもの様子も動画で共有しているので、グラウンドに足を運ぶ必要もないです。親同士の人間関係やチームの仕事に心配がある方は、1度パイラスへ見学に来てください。

≫世田谷区少年野球教室パイラスアカデミー体験入団/見学申し込みフォーム

人間関係を負担にしないことは可能

チームでの振る舞いや監督コーチとの会話など、親のふとした言動や悪意のない行動がトラブルにつながることはあります。しかし、それは謙虚な意識と行動で防ぐことができ、親同士の良好な関係につながります。

少年野球を始めるにあたって、人間関係を負担にしないことは可能です。子どもが野球に集中できる環境を作るためにも、円滑なコミュニケーションを取れる親同士の良好な関係性は欠かせません。

書き手

上辻創太(かみつじ・そうた/1999年生まれ。同志社大学に進学し、スポーツ新聞部に所属。大学生アスリートへの取材を中心に活動)